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【失敗例あり】プロジェクトマネジメントの成功の秘訣を教えます。

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「プロジェクトを任せてもらったが、進め方がわからない」

 

「関係者が多くてまとまらない」

 

「結局手戻りしないといけなくなった」

 

あなたは、こんな経験はありませんか?

 

ただ闇雲に突き進んでも、

プロジェクトをうまく進めることは難しいです。

 

私自身、これまで大から小までのあらゆるプロジェクトを遂行してきました。

23才の時に「やってみて!」と一言言われ、失敗を重ねながら進めてきました。

そこから紆余曲折があってあらゆるプロジェクトにジョインするようになりました。

 

その経験の中で、確信したことがあります。

「プロジェクトの本質」「相手の立場に立つ」「最善を尽くす」

めっちゃ大事なのに上記のようなことがわからないまま進めている人が圧倒的に多いです。

 

プロジェクトがうまくいかない理由がは、そこにあります。

 

ここでは、プロジェクトマネジメントにおける

基礎テクニックと考え方を中心に簡潔にわかりやすくお伝えさせていただきます。

 

ここでお伝えするポイントを意識するだけで、

プロジェクトの進み方がまるで変わります。

 

また、周りの人はあなたの行動の変化に驚くことでしょう。

 

目に見える行動でも本質は目に見えないところにあるわけですから、

考え方、進め方をロジカルにインプットし、噛み砕いてぜひアウトプットして実践してみてください。

 

 

プロジェクトがうまくいかない理由

 

プロジェクトがなかなかうまく進まない時、

それは主に人間関係であることが多いです。

 

そもそも、物理的な問題、「例えばキャベツを店頭に並べる予定だが、キャベツの生産が止まっていて、仕入れができない」など、こちらサイドにイニシアチブが無く改善の余地もない場合は、論外ですよね、、

 

次に、物理的な問題はないがプロジェクトがうまく進まない時、

これはほとんどのプロジェクトに当てはま理ますが、

プロジェクトっていう言葉を使うときは、

ある程度関係者がいる時にプロジェクトって言いますよね?

 

そうなんです。

プロジェクトは必ず人が登場するのです。

 

人は本来、それぞれの価値観があり、思うがままに行動しています。

 

例えやすいので動物に例えますが、

プロジェクトは思うがままに行動する動物を一つの島に置いて共生しなさいと言っているようなものです。

つまり、木に登るにはどうするか?という問いでも、

バナナを取る為にめちゃめちゃ考えるもいれば、

木に登る必要ないので議論をしても心そこにあらずのようなペンギンがいたり、

まとまらない状況が生まれてしまいます。

そこに、「なんでやらないんだ!」といればもう大炎上。

火に油を注ぎ、収拾がつかなくなりますよね。

 

じゃあ、それはどうやったら防げるのか、またはどのように進めれば良いのか、

私の失敗例も踏まえてご紹介します。

 

プロジェクトをうまく進めるための3つの極意

 

1、プロジェクトの本質

プロジェクトの本質を一言でまとめると、

ズバリ「目的」です!!

 

当たり前ですよねw

当たり前なのですが、ほとんどの人ができていないのも現実です。

 

要は、いくら関係者が多かろうが、プロジェクトの目的は変わらないのです。

その目的から脱線してしまったら、もうそのプロジェクトは失敗に等しいです。

仮に脱線してうまく言った場合、それはすでに別のプロジェクトです。

 

ここで私の失敗例をお話しします。

顧客管理システム(CRM)の導入プロジェクトで、目的は「顧客満足度の向上」でした。

もちろん、営業現場へのヒヤリングや、システム導入の有識者を交えてどんな業務フローや情報管理が良いかを議論して進めるわけですが、

議論の中で「なかなか成果が上がらないんですよね、なんたってエリア性が悪いから」

みたいな議題が上がり、じゃあ「どんなエリア性なのかわかるようにまず情報を集めよう!

どうやって集める?あ、CRM使って現場の情報吸い上げよう!」

といって現場の情報をCRMで1ヶ月間バーーーー!っと情報を集めて

顧客の動機やニーズを分析してエリア性が把握でき人員配置ができました。と

一息ついたときに、それは顧客満足度向上ではなく、組織体制の見直しへと目的が逸れていました。

 

ダサい失敗なのですが、意外と皆さんも経験あるんじゃないですか???

 

そういう時に、少しでも議論がズレたなと思った時は、

「目的は?」と心の中で呟くのです。

 

そうすると、議論の中でも一歩引いて状況を把握し、的確な進行ができると思います。

 

2、相手の立場に立つ

ここで一番重要なことをあげます。

これできる人めっちゃ少ないです。

 

1つのプロジェクトでも、1章で話したように人それぞれ価値観が違うわけで、

そのプロジェクトへの感じ方は全然違います。

 

その中でもプロジェクトは遂行しないといけませんから、

「それでも進めるPMって鬼メンタルだな」と思う方もいます。

 

ただ、それって意外とメンタルとかの問題ではなくて、進め方の問題なんです。

 

例えば、家庭一つをとってもプロジェクトに似たものがあって、

目的が「ディズニーランドに行くこと」であれば、

男性は運転をし、女性は子供の面倒するなど、

住み分けをはっきりしたりしますよね。(逆も然りです)

 

でもそれだけでは足りなくて、例えば女性であれば、

「どんな飲み物があれば運転も楽にできるかな」とか、

男性であれば「子供をずっとみるのも大変そうだし、どっか途中下車して休憩できる場所はないかな」とか、

 

それぞれの立場に立って考えて、自分なりに解釈して行動してみることが大事です。

 

プロジェクトも同じで、相手にとってこのプロジェクトはどんな影響があって、

どこがボトルネックで、どんなサプライズがあれば喜んで参加してくれるのか、

と言った思考を廻らせ、相手に有益な形でスタートできるように努力をすべきです。

 

それをわからずにとりあえずスタートするのと、相手のことを理解した上でスタートするのでは、

雲泥の差がありますので、ぜひ意識して行動してみてください。

 

3、最善を尽くす

最善を尽くすってどういう意味?

って思う方もいらっしゃるかもしれませんが、

要は、「100点をきっちり取りに行くのではなく、80点を目指す」ということです。

 

「なーんで100点じゃないんだ!」

「100点取るために頑張るんだろうが!」

 

確かにそうなのですが、じゃあ逆に質問ですが、100点ってどんな状況ですか?

 

その問いに答えられる人は少ないでしょう。

 

少なくとも、目的があってそれを達成することに変わりはないのですが、

その目的が達成された瞬間は100点ではなく80点であり、更にその先に道は続きます。

 

果てなき道のために時間をめっちゃかけて100点取りに行くのは至難の業です。

そもそも、その時間かけて考えるのであれば、80点で良いからまずは進めてみて、

わからないところは素直に人に聞きに言って、なるべく100点に近づける努力をすべきです。

 

考えることに時間をかけてしまうことは必要ではあるものの、

考えたことをアウトプットしてみると「あれ?違う、、」といった的外れなことも往々にあると思います。

 

そのような状況を避けるためにも、「最善を尽くす」ことを意識してみてください。

 

  

まとめ

ここまで失敗例も含めてプロジェクトの進め方をお話ししてきましたが、

このブログで私が皆さんにお伝えしたいことはすごくシンプルです。

 

「目的を忘れず、相手の立場に立ってみて、自分ができることの最善を尽くす」

 

私は、アウトプットすることを常に意識しています。

インプットして満足してたら、なんの価値も生みません。

インプットして、自分なりに解釈して、アウトプットしてみることが、

最大に価値であり、成長だと思います。

 

ぜひ、皆さんも「ここは勉強になったな」と思ったことがあれば、

ぐに実践してみてください。

 

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

このブログが少しでも何かのお役に立てれば幸いです。